演劇ワークショップ3日目 本格的な練習へ。そして小岩井、帰国。(Kei)

ワーLクショップも折り返しの3日目となりました。参加者の先生方はすっかり打ち解けあい、もはや仲間。はたからみたらどこの大学生グループかな、と思うくらいみんな元気はつらつ。僕も朝から晩までしっかり学び楽しませていただいたおかげで、この日から門限が設定されました。(ご迷惑をおかけしました。。。)


さて、この日も元気よく1日が始まります。毎回活動を始める時にはウォーミングアップとして色々ゲームをするのですがこの二日間、僕はフィリピン人の盛り上がりと気迫になかなか入って行けなかったのですが(なさけない…)今回は一緒に参加することができました。
今回は日本の遊びが使われました。「なーベーなーべそーこ抜け」を大盛り上がりでやり、日本人でも難しい早口言葉を大声でやり、最後は感情をむき出しにして表現するウォーミングアップ。とても楽しかったし、体があったまりました。本当にみんなノリがいい!
このワークショップ期間中の活動場所はイフガオ大学ハパオ・キャンパスをおかりしているのですが、実はこのハパオ・キャンパスは農学部のキャンパスなのです。前日は現地の方がたから農業についてのインタビューをさせていただいたのですが、年配の方が多かったということもあり、この日は農業の道を進むことを決めた若者たちに話を聞いてみようということで、追加で若者たちにインタビューをすることになりました。
前日と同じ3つのグループに分かれそれぞれ2、3名の農学部の大学生が来てくれてインタビューが始まりました。年もそんなに離れていないからか、かなりざっくばらんなインタビューといった感じでした。もちろん現地の言葉で話しているのでどんな情報が得られたのかははっきりわかりませんでしたが、若者の農業ばなれが進んでいる中、どうして農学部に進学したのか、農業の楽しさとは何か、将来はどうするのか、今の農業についてどう思うかさまざまな質問がなされ、例によってインタビューはヒートアップしし、大学生たちの授業が始まるギリギリまでインタビューというか議論が白熱しました。
インフォーマント(情報提供者)として招かれたイフガオ大学の学生さんたちです。
前日から僕が参加したグループでのインタビューです。

この日のインタビューの共有・アウトプットは少し演劇的な要素を取り入れたものでした。なんとインタビュー中の様子を演じることでどんな話題が出てどんな様子だったかを紹介するというものでした。こんなアウトプットは見たことがなかったので、どんな感じになるんだろうと見ていると、もう先生方もかなり慣れてきているのか、インタビュー中の先生ががっつく感じ、学生のちょっと緊張したり、引き気味になっている感じ、年が近いといってもなかなか打ち解けるのに時間がかかる様子、やっと分かり合えて、知りたかったことを知れた喜びなど、まるでその場面を動画にとったかのように、そのインタビューでどんな学びがあったのか一目瞭然でした。その後、質問をしたり詳細を説明する時間がとられるのですが、こんなアウトプットの仕方があるのかと勉強になりました。
アウトプットの様子です
学生たちのよそよそしい雰囲気も表現します。

午後には前日のインタビューで得た情報を元に宿題として課されていたモノローグの発表・共有の時間になりました。一人一人思い思いのモノローグが完成していて、短いモノローグから長く思いの丈を込めたモノローグまでさまざまでした。この日から参加するインターン生を迎えに行く関係で直接は見ることができなかったのですが、再び帰ってくると翌日の練習に向けて先生たちの学びを噛みしめているような表情がとても印象的でした。
翌日からいよいよの明後日の発表に向けた練習が本格的になります。残念ながら僕はこの日の朝にハパオを出発し、日本へ旅立つことになっていました。一度イフガオ大学ハパオ・キャンパスに戻り、皆さんとお別れの挨拶をして旅立ちました。

この演劇ワークショップ少しでも参加したいがために帰国日を延長し再びイフガオにやってきたわけですが、この一週間刺激が多すぎて、いろんな人に出会い、いろんな経験をして毎日毎日本当にお腹いっぱいになるまで学ばせていただきました。たくさん学んでたくさん楽しませてもらった反面インターン生としての仕事が少しおろそかになってしまったことは反省しなければなりませんが、、、この一ヶ月と3週間で本当に素晴らしい経験をさせていただきましたし、これから教員を目指すに当たって、どんな教員を目指して行くのか、どんな生き方をして行くのか、どんな教育を目指すのかが見えてきた気がします。これから日本に帰って採用試験に向けた勉強が始まりますが、フィリピンでの経験を無駄にしないためにも必死こいて行きたいと思います。最後になりましたが、こんな僕に関わっていただいた全ての皆さん本当にありがとうございました。

発表はどうだったかな、、、現場に居たかったなぁ
(追記)
このワークショップの2週間ほど前に下見でイフガオに行ったことがあります。その時立ち寄ったラガウェのレストランに気なる女の子を見つけてしまいました。
なんとその子は今回のワークショップのフィリピン・ファシリテーターズの近所だったり親戚だったりととても近い存在で、ワークショップ期間中いろいろ教えていただきながらお近づきになろうと試みていました。日本を旅立つ前にどうしても会いたいということで、ラガウェのお隣町のキアンガンというところで再会し、フェスタに一緒に行くことができました。一緒にランチでも、、、と思い誘っていたのですが、まさかのお母さんの登場、お昼過ぎということもあってどこのお店も品切れでなかなかお昼を食べられず、ようやく食べたかと思ったらあっという間にお別れ、しかも帰りは5、6人の乗合とトライシクルで微妙な感じに、、、というすったもんだでしたがお揃いのキーホルダーを買えたし、また会う約束をしたので(中学生か!)、僕と彼女の今後と、またいつかフィリピンに再上陸することを楽しみに日本でも頑張りたいと思います。
まさかこんなにフィリピンで恋、、いや濃い時間、濃い人間関係を持つことができるなんて思いもしませんでした。この出会いを大切にして行きたいと思います。
ということでワークショップ後半はひなこちゃんにバトンタッチです。ありがとうございました。

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演劇ワークショップでアジアの農村をつなぐ

~青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業~

事業実施団体:コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)/総合地球環境学研究所

助成:国際交流基金アジアセンター アジア・文化創造協働助成 / トヨタ財団 国際助成



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コーディリエラ・グリーン・ネットワーク インターン体験ブログ

フィリピン・ルソン島北部のバギオを拠点に、コーディリエラ山岳地方で活動する環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)の日本人インターンによるブログです。活動紹介のホームページはhttps://cordigreen.jimdo.com。以前のインターン体験ブログはこちらameblo.jp/cordillera/。問い合わせはcordigreen(a)gmail.comまで。