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暮らしと農業を繋ぐ演劇づくり (Kanami)

バギオに来て早2ヶ月。学生はとっくの昔に卒業している身分だけれど、ここバギオではCGNとTALAでインターンをさせてもらいながら、今まであまり身近ではなかった英語や環境教育、ソーシャルビジネスといった専門分野に触れる日々。英語が話せないので環境NGOでの活動では基本役立たずだが、カメラマンという経験を生かし、撮影班として様々なプロジェクトに同行させてもらっている。今回、2018年4月30日から5月4日にかけてイフガオ州はハパオ村で行われた「農業」をテーマとした演劇作品を創作する「演劇ファシリテーター養成ワークショップ」では撮影班として、後半の3日間に参加させてもらった。視察でも訪れたイフガオ州フンドゥアン町ハパオ村へは、バギオ市内から乗り合いのバンに乗って北へ約6時間。うねうねの山道を抜けると窓の外は、普段暮らすバギオとは少し違った植生で、南国の雰囲気が漂っている。標高も下ったせいかかなり蒸し暑い。バナウェでジープに乗り換えてさらに1時間ほど。この地域一帯に広がる棚田群は世界文化遺産に認定されていて、そんな雄大な棚田の中にはイフガオ州最高峰のナプラワン山から流れる清流ハパオ川が流れており、人々の暮らしを潤している。棚田の中を一時間ほど歩くと川のほとりに天然温泉もあり、今もなお、手付かずの自然と先住民族の暮らしを垣間見ることができる地域である。

インターンを終えて~1か月で得た学びのすべて~ (Shun)

振り返ると1か月はあっという間でしたが、「ここに来てよかった!」と自信を持って言えますこのブログでも紹介してきたフィールド訪問を通して学んだことを徒然なるままに(でも真剣に笑)書き出してみたいと思います・アグロフォレストリーの意義1.コーヒーの生育に必要な日陰の提供や落葉による養分提供(授業で習い、さすがの私でも覚えていること笑)あまり効率的な農法ではないのでは?との思いから、ここに来る前は正直なところその意義に懐疑的でしたが、環境保全ファーストで考えると個人的には腑に落ちて、2.換金作物から得られる現金収入が、農民に植林を促すインセンティブになること3.ただの森林が「農園」になった瞬間に、森林伐採を阻む因子が働くこと4.森林形成がその地域一帯の生態系に好影響をもたらすこと5.そしてそれが巡り巡って私たちの暮らしを豊かにすること・コーヒー栽培と加工育苗から収穫までの栽培法はセミナーでみっちり勉強(こんなに勉強したのはいつぶりでしょうか。まだ学生ですが。。)商品になるまでの一連の加工過程を見ることができたのも収穫ですいやー、農家さんって本当にすごいですね!・課題これも大事な学びのひとつ栽培過程での病虫害、おそらく栽培環境の違いから生じる生育のバラツキ年に一回しか収穫できないコーヒー以外の収入源の確保などなど・マーケティングフェアトレードの仕組みと課題セミナーでシサム工房の方と出会って得られた予期せぬ(でもすごく考えさせられた)学びです農産物価格の透明性も含めて、農家さんを守るための仕組みが今、世界中で必要とされています・農家さんの暮らしホームステイ先での農家さんとの何気ない会話を通して(通訳なしで話せるのはすごく貴重)、彼らが日々農業を営みながら何を思い、生活しているのかを垣間見ることができたような気がしました印象的だったのが、私に向かって「今が最高に幸せだ」と胸を張って言い切れるような時間が、私が出会ったどの農家さんにもあることですうーん、この感覚を忘れがちな世の中…考えさせられますね(最近のテーマ)・出会いCGNスタッフの方々やTALAインターンの仲間はもちろんのこと、フィールドやセミナー、TALAのゲストの方々との偶然の出会いも含め、今後も大事にしたいなあと思える繋がりがたくさんできました!このインターンの大きな醍醐味のひとつです!!(インターンを考え中のあなたへ届け(笑))